Tuesday, February 16, 2010

植物状態の方とのコミュニケーションが可能に

先日大変興味深かったニュース記事。

英国とベルギーの研究者が、fMRI(functional MRI)を使って植物状態の患者さんの意思を読み取ることに成功したらしい。実験では「Yes/No」で答えられる質問をして、その回答が「Yes」と「No」で異なったイメージを想像してもらうことで脳活動の違いから回答を推測したところ、交通事故で植物状態に陥った患者さんにおいて、父親の名前などの質問に正しく回答できたなど、植物状態の患者さんとのコミュニケーションが可能であったとのこと。

この結果から、植物状態の人には意識もありコミュニケーションを行える場合があることが明らかになったと研究チームでは結論づけており、将来は痛みの有無や心の状態を直接患者さんに聞くことで、患者さんの環境改善につなげられるとしている。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8497148.stm

本当にこれが可能になったら、このような患者さんを介護されている家族の方々のご苦労がすごく軽減するし、何よりもコミュニケートできるのは嬉しいし素晴らしいことだと思う。是非とも実用化して欲しい研究だ。

こんな人のためになるような研究ができたらいいなあ。。。

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