昨日、久々に両親と、ちょっと前から気になっていた代官山「米花」でお夕食。
こちらは以前訪問した恵比寿「心米」の系列店で、今年できたばかりの新店舗。場所はパントリーの隣のビルの地下で、以前も日本料理屋さんだったところ。
ちなみに恵比寿「心米」は小さなお店ながら、なかなか美味しいお料理と選んだお米を土鍋で炊いて持ってきてくれるというユニークなスタイルが良かったので、けっこう期待して訪問。
さっぱりしたイマ風の店内は贅沢な作りで広々。お料理は6,800円(だったかな)のコースが中心で、いちおうアラカルトもあるのだが、値段が入っていない笑。ということで、コースを選択。ちなみに、食事の〆はやはりご飯。昨晩は6種類のお米が選べ、さらに炊き込みご飯を入れると7種類からの選択で、我々が選んだ中では北海道のお米が非常に美味だった。また、おかずも半分以上は選択ができる仕組みになっていた。
いろいろ食べたので全部の感想は述べられないが、特に感銘を受けたお皿は、
かぶらのポタージュ
海老芋の天ぷら
豆乳の湯豆腐
かな。もう一皿食べても良いと思えるぐらい美味しかった。逆にうーんって感じだったのが、
十種類の野菜を使ったきんぴら(単なるきんぴら)
壬生菜と豚しゃぶ(単なる壬生菜入り豚しゃぶ。だし濃すぎ)
ウマズラハギの一夜干し炙り(お魚自体があまりにふつー。焼き具合ももう少し香ばしくても良いかも)。
ちょっと当たり外れがあるのが残念だったが、全体としては美味しい料理をいただいた。満足。
ただし、このお店の一番の残念な点はサービス。店員さんは皆さん気持ちのよいサービスをしていただいたので、その点は満足だったのだが、細かい点はけっこう?な感じ。居酒屋だったら全くOKだが、この場所でこの値段を出すんだったら、もっと頑張ってほしいな。
具体的には、なんといっても料理の出るのが遅く、かなり後から入ったお隣のテーブルとほぼ同じになってしまったのはどうかと思うし、細かい気配りがやや足りず、お水やお茶が少なくなっても気づかず、小さな紙ゴミがずっと卓上におかれたままだったり。あと、男性の店員さんが勢い良くどすどすと歩く人で、それも食事中には不適当だと思った。さらに言うと、何度か陶器製のレンゲが出てきたのだが、持つところが短く口に入れるところが大きいという何ともバランスの悪いものだった。しかも肉厚だったので、全部を飲みたくても飲めないし。あれは別のスプーンに変えてほしかった。
ま、贅沢な注文かもしれない。とにかくお腹いっぱいになったし、何よりも最近外食をほとんどしていない両親が満足したようなので、良いお夕食でした。おご馳走さまでした。
ちなみに、最近訪問した恵比寿の「食彩かどた」と比較してはいけないのかもしれないが、あちらのサービスに比べると大幅減点だったと思う。あちらは料理を出すタイミングも客への気配りも半端ではなかった。なんというか、プロフェッショナル度が違うというのか、本気さが違うのかもしれない。この値段を出すんだったら、「食彩かどた」で受けた凛としたサービスのほうがやはり嬉しいなあ。しかも、コース料理はあちらのほうが安いし、外れのお皿が一つもなかったのも。。。ううむ笑。
ま、「米花」は実家から歩いてすぐというのが一番の魅力。たまの贅沢には良いかも。
No comments:
Post a Comment