昨日奈良市で開催された学会が終わった。学会期間中は、個人的にはばたばたしていたが、まあそれなりに面白かった。会場の一つ、新公会堂の能舞台での発表とか、いかにも奈良って感じだったな。
会場近くの名門ホテルの奈良ホテルにも足を伸ばしてみたが、古式騒然としたホテルで、入った瞬間に埃の匂いがぷーんと香る感じ。仮に宿泊したらこの匂いが全身につくかもと思うと、ちょっと尻込みするぐらいの匂いだったが、さすがにお庭や教育の行き届いた(と思われる)レセプションは良い感じだった。お茶とかで来るのはよいかも。
ところで、その学会会場で、かなりのマスク姿が目についた。何故?
黄砂が少々飛んでいるらしいとの話は聞いたが、間違いなくあれは黄砂対策ではなく、インフルエンザ対策(のつもり)なのだろう。もちろん、いまだに電車の中でもマスク姿が目につく。
少々勘違いしている人もいると思うので、敢えて言うと、マスクをしている=インフルエンザにかかりました、って周りに主張していると判断されるべきで、決して予防していますという意味ではない。ちなみに、マスクによるインフルエンザの予防効果は充分ではないと結論づけられているはず。
とすると、あんなにたくさんの人がインフルエンザにかかっているのかー。すごいな。しかも、治りきっていない人があれほどとは(笑)。もちろん、違うと思う。
おそらくは、
学会にいく → 人ごみにいく → インフルエンザにかかるかも
という図式なんだと思うが、この次で間違っちゃったと思われる。
その道のプロならば、この次は「手洗いとうがいの徹底」となるはずで、「マスクをする」にはならないはず。ごくごく基本的なことのはずなんだが。
しかし、恐ろしいことに、学会に来ている人のほぼ全員がその道のプロのはず。。。いったいどうなっているのか不思議だ。それとも、マスクをしている人は皆さん私のように素人???まさかねー。
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