この春に行って感銘を受けたお店の備忘録を。
1.瓢亭別館
ミシュラン三ツ星の朝食なるものが興味深く、以前から行きたいと思っていたお店。たまたま両親や姉一家と京都に遊びに行ったので、思い切って予約。瓢亭には本館と別館があり、テーブル席の別館だと本館では夏しか出されていない有名な朝がゆが4月から食べられることがわかり、別館を予約。
店構えとお店の中の中庭はこんな感じで素敵。ただ、店内はテーブル席同士の間隔があまりなく、幸い空いていたので他のお客さんのことはほぼ気にならなかったが、満席になったらかなり窮屈に感じるかもしれない。
待望の朝がゆ定食は、まずはこんなお膳が出される。さらにひょうたん型の陶器の器を展開するとこんな感じ。
あの有名なゆで卵も見事な湯で加減だったが、ええと、ゆで卵以上でも以下でもなかったかな笑。それ以外のお料理はとても丁寧に作られたのがよくわかるものだった。上品で優しいお味。季節を感じさせる筍がふんだんに使われており、美味しかったな。
この最初のお膳が終わったら、朝がゆがサーヴされる。普通の白粥にとろりとした出汁をかけて食べるのだが、この出汁が美味しかった。さすが関西といった感じの濃い味の出汁が白粥によく合い、出汁もお粥も残さず食べきった。
というなんとも豪華な朝食だったが、これで4500円はどうかなあ。割高に感じてしまった。一流店のお味を素敵な雰囲気で楽しめると考えれば安いのかもしれないが、4000円を切るぐらいだと完璧かな。
瓢亭の場所は南禅寺近く。都ホテルからは歩いていけるが、地下鉄からはどこからも遠いのが難点。ま、瓢亭を訪問するような方々はお車なんだろうな。
2.Le Bouchon
京都で一度行ってみたいと思っていたビストロ。京都市役所の近くにあり、やや不便ではあるがいつも混んでいるお店。
こちらはパリのビストロに近い雰囲気で、本物の味が楽しめる名店だと思う。ランチに訪問したのだが、たしかワンプレートのランチは1000円だったかな。私が注文したのは鴨のロティだったと思うが、焼き具合、味付けとも完璧。非常に非常に美味だった。
いつも満席なのが納得出来るお店。是非是非再訪したい。最近いただいた食事の中でもピカイチだった。瓢亭よりも個人的には気に入ったお店。木曜定休なんだな。覚えておこう。
京都府京都市中京区寺町通二条榎木町71-1
075-211-5220
http://bellecour.co.jp/bouchon%20file/bouchon.htm
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