昨日は台風の影響で飛行機は大揺れ。ずっと上下左右に揺さぶられている感じで、さすがにちょっと緊張した。ともあれ、実家での3連休を終えて今日から仕事に復帰した。
ところで、昨日の早朝は女子サッカーをライブで見てしまった。実にはらはらどきどきの展開で、完全に米国ペースだったが、よくぞ追いついて最後は勝利したことかと、ちょっとうるうる。印象的だったのは、PK前の米国の選手達の固く呆然とした表情とは対照的な、笑顔とリラックスした表情の日本選手。本当はばっくばくに緊張していたのだと思うが、監督以下笑顔でPKを迎えられるというのは、本当に素晴らしいと思った。
また、試合後の米国選手のコメントも素晴らしいものだった。以下はキーパーのHope Soloのコメントの一部。敵にここまで言ってもらえるチームも、こういったコメントを出せる選手も、どちらも本当に素晴らしいと思う。買っても負けても相手をrespectすることは、スポーツに限らず全てにおいて大切。あと諦めずに最後まで駆け抜けること。そんなことを改めて教えてもらった試合だった。
“We lost to a great team, we really did. Japan is a team that I’ve always had a lot of respect for, and I truly believe that something bigger was pulling for this team. As much as I’ve always wanted this, if there was any other team I could give this to it would have to be Japan. I’m happy for them and they do deserve it.”
ちなみに、日本チームに面白いドリブルをする選手がいるなと思ったら、すでにネットで名前までついていて、しかもそれが言い得て妙なので、笑った笑った。それが表題。すっごく早くてテクニックも一流なんだろうけど、なんだか女性らしい優雅な走りに目が釘付けになっていた。しかし、買い忘れターンはいいな笑。
さて、仕事にもどらねば。そうそう、私の仕事に対して、連休中に非常に低レベルな突っ込みを受けた。
具体的には、とある知人が私の研究に対して、小説で得た半端な知識で否定しようと挑んで来た。あぁ、あまりの低レベルさに言葉を失ってしまった。学術研究と娯楽大衆小説を並べようとした時点でヒトとして大大大失格。ましてや、一流誌に掲載されたばかりの最先端の学術研究と、どこぞの小説家の書いた大衆向けフィクションを比べるなんて、常識のある大人ならどう考えてもできっこない。それを平気でしちゃうってすごいな。非常に非常に失礼。しかも、おそらくは専門家ではないが分野の近い友人の意見を聞いてみるそうな。。。はあ。あまりの失礼な言動に、怒りを通り越して呆れた。ちなみに、その方は修士号を持っているはずだし、ご家族に大学教員がいたような気がしたのだが、そんなことも分からないようでは、おそらく私の記憶違いだろう。
私はまだまだひよっこ研究者なのであまり偉そうなことは言いたくないが、研究は個々の研究者にとっての「作品」なので、それを否定したりそれに挑戦するのであれば、それなりの根拠とrespectを持たなくてはならないと思う。研究の素人か玄人かという以前に、respectを全く感じなかったその知人の言動は、失礼以外の何者でもなかった。すばらしい女子サッカーの試合とはまさに対照的。はあ。
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