Wednesday, November 19, 2008

白菜とコーヒーとブルックナー

昨日、実家から荷物が届いた。少し早いがお餅や年越しそばなど。嬉しい。また、日本からロンドンに戻られた方々にも会ってお土産をいただいたので、いま日本のものが豊富。贅沢だな。

今日はピカデリー近辺に行く用事があったので、我が家のあたりでは入手不可能な白菜を買い、Monmouth Stまで行ってコーヒーを調達してきた。早速白菜は夕ご飯にたっぷり使い、食後に挽きたてのコーヒーをいれた。どちらも美味しいなあ。少し幸せ。

なお、街にはクリスマスの飾り付けが溢れている。大学のあたりもきらきらだし、ピカデリーも。しかし、華やいだ街を見るとなんだか気が滅入るので、そんな華やかな街には目を背け、帰りのバスの中から薄暗いGreen Parkの葉の落ちた木々の間を寒そうに歩く人たちをぼんやりと眺めた。ブルックナー8番が聞こえてきそうな素敵に寂しい景色だったので、帰宅してすぐにかなり大きめの音で8番を堪能した。いまの私に相応しい風景と音だ。

なお、私がかつて持っていたCD(Knappertsbusch & Munich Philharmonic Orchestra)に収録されているブルックナー8番は本当に名演だと思う。心にしみる。

1 comment:

  1. ブルックナーの8番、いいですね。
    私もそういえば欧州にいたとき、よく聴いて
    いたのを思い出して(特に第三楽章を)真似をして聴いてみたくなりました。

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