Thursday, May 26, 2011

貧乏くじ

最近、とある人から、あなたは貧乏くじばかり引いていると言われた。

たしかに、そうかも知れない。決して順風満帆の人生を送ってきたわけではないし、パートナー選びを含めて、あぁ失敗だったなと思ったことも何度かある。

でも、赤の他人にそんなことを言われる筋合いはない。そもそも、そう断言した人は私の人生の選択全てについて、その状況を知っているはずもなく、たまたまその人が知り得た数少ない出来事から判断して言ったのだと思う。だとしたら、貧乏くじばかりなどと決して断言できないと思うのだが。

また、貧乏くじかどうかは、その人の価値観で大きく異なるもので、他人の価値観なぞ本質的にはわかるわけがない。とすると、他人の人生についてとやかく言う事自体が間違っていると思うのだが、そういったことを理解出来ない人なのかもしれない。

個人的には、傲慢な意見だと感じた。

これ、喧嘩っ早い人であれば切れても良い場面だよなーと思いつつ、和やかにその場を交わしたが、あとでふつふつと湧いてきた怒りを抑えるために、暑い午後で外出先だったので、しばし歩いて頭と気持ちを落ち着ける必要があった。おかげで汗だくになったが、落ち着くことができた。

貧乏くじと言われようと構わない。でも、自分が納得出来る人生を歩いて行きたい。そう思っている。

ま、いろんな人がいるよな。いちいち怒っては体がもたないので、和やかにやり過ごすようにしよう。今回も、少なくとも表面的には成功したはず。次回からは、内面でも怒らないように、穏やかに対応できるように身構えておく必要があるのだな。いろいろ勉強になるものだ。

1 comment:

  1. 素晴らしい大人の対応を見事に為されたと思います。まさしく「傲慢」との表現がぴったりであり、そもそも人生を正しく評価できるのは、当の本人しかありえない事に、思いが至らない人物なのでしょう。

    J市kototora時代から拝読していますが、多くの貴重なご経験を積まれ、見事に明るく整理してブログに載せられる様子には感服しています。最近は徹夜されたり、“ルル”のお世話になったりの記述が無いので安心しています。また、オーストラリアでの美食体験ご報告を楽しみにしています。

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