Monday, July 11, 2011

お行儀

先週金曜にあっさりと梅雨が明け、暑い暑い週末だった。

土曜はシドニーで買ったスーツの裾上げのために、最寄りのゼニアの路面店にいったのだが、ほんのちょっと歩いただけでアスファルトからのむんむんとした熱気を感じ、あまりに暑くて死にそうになった。あのままもう少し外にいたら、本気で熱中症になったかも。しっかし暑い。

ところで、現在居住している地方都市での出勤や外出には地下鉄や私鉄をよく使うのだが、乗客のお行儀の悪さが目につく。

例えば、座席を詰めて座らないこと。都内だとおっさんが足をがばっと広げて必要以上に場所を占拠するイメージだが、こちらではおっさんだけではなく、おばちゃんでも若者でも空いていれば必要以上に場所を占拠するようだ。特に女性は持っている鞄を横においている姿を良く見かける。で、駅に停車して別の乗客が乗り込んで来て鞄を動かさなくちゃいけなくなっても平気でそのままにするか、すごーく嫌そうに鞄を動かすか。

また、先日ちょっと混んでいる電車に乗って私は立っていたのだが、とある駅でがらがらになったので座った。そうすると、隣に座っていた女性三人連れが、空いたから広く使いましょう、と言って、いきなり思いっきり間を空けて座った。。。

都内ではどちらもほとんど見かけない光景だ。少なくとも、私が使う山手線、銀座線、日比谷線、東横線では見ないな。もっと郊外に行く電車だとあるのかもしれないが、都心ではあり得ない。

あと、扉の近くに立っている人は、乗降時には自然と譲り合うのが普通だと思っていたのだが、土曜の移動で乗った電車から降りる際に、一切進路を空けようとしない人たちにことごとく阻まれて、非常に不快だった。これも都内ではあまりないこと。

あぁ、田舎だからしょうがないのかなあ。それともこの地域の民度なのかもしれない。。。さすがにそれは言い過ぎ?いずれにせよ、心地よく移動できるようにお互いに気をつけたいものだ。

1 comment:

  1. ロンドン地下鉄で通勤しています。まさに毎日見る光景です。「自然と譲り合う」などという奇跡的な事が起こる事は滅多になく、当然扉付近が混み合い、座席付近はガラガラ、という状況がおき、プラットフォームの乗客が窓をたたいて中に進むよう怒鳴るが、既に乗車している乗客は無視、といった、お行儀が悪いというよりも、そもそもお行儀という概念すらないのでは、というような殺気立った光景です。

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