AT-PHA31i

iphoneを使っていて、少なからず不満があったのが音。もともと屋外で使っているので音に期待してはいけないと思いつつ、それにしてもちょっと貧相な音だなと思っていた。

そこで、ふと見つけたのがオーディオテクニカの標記のポータブルアンプ。早速買ってみて試してみた。
http://www.audio-technica.co.jp/products/dj-plus/at-pha31i.html

まずは肝心の音だが、これは良いなー。なんと言うか、音の解像度が格段に向上した感じ。汚れて曇っていたガラスをぴっかぴかにしたような、はっきりくっきりした音になった。あぁ、良い買い物だった。

ただし、手放しでは喜べない問題もある。

まず、従来のヘッドフォンはiphone上部のヘッドフォン端子に接続するが、これは下部のドックのほうに接続する。ということで、アンプの電源はiphoneからとるようだ。これ、意外に大きな問題で、通常のヘッドフォン端子に接続されたリモコンでは、音量をいじったり早送りをしてもiphoneの画面上は何ら変化が無かったが、このポータブルアンプでは音量をちょこっと変えただけでiphoneの画面がアクティブになる。つまり、リモコンを使って小まめに音量を変えたり、頻繁に曲を飛ばしたりすると、その度に電源がオンになるわけで、これは当然電池の持ちに関わりそう。いまのところ目立って電池の減りが早いとは感じないが、確実に早くなっているものと思われる。さらに、iphoneを充電するたびにアンプをドックから取り外さなくてはならない。これが意外に面倒なのと、ドックアダプタ部分が壊れそう。いちおう慎重に扱っているが、それでもねえ。

あと、リモコン機能がついているので大変便利なのだが、通常のiphone用のマイク付きヘッドフォンとは異なり、マイクとしては使えないのが残念。ちなみにこのアンプを使って音楽を聴いているときに電話がかかると、音が消えて着信を知らせてくれるが呼び出し音はたしか鳴らず、もちろん話すこともできない。ということで、まずはアンプを外してから電話の着信となるので、少々面倒だ。もっともあまり電話がかかってこないので、この点はそれほど大きな問題ではないのだが、ちょっと気になった。

ともあれ、全体としてはとっても満足している。おすすめ。

あぁ、しかし寒い。明日夜からまた東京だが、とにかく忙しい。もう寝る間もないモードに突入したかも。これが3月までずっと続くかと思うと憂鬱。頑張ろ。