Thursday, January 19, 2012

北辰鮨@仙台駅

仙台での出張は無事終えた。さすがの仙台は寒く、私のクレッタルムーセンの極寒用のジャケットが活躍した。解析でずいぶん苦労した発表も、なんとか無事に終えて研究班の皆様にも暖かいコメントをいただいたし、何よりもご興味を持っていただいてほっとした。

震災後に始めて東北を訪問したが、仙台駅の周りは通常とおそらくは変わらない活気があったが、仙台空港のまわりは赤茶色の木々が立っており、震災の影響を物語っているのではと思った。象徴的だったのは、仙台空港に向かう電車で、車内のみんなが車窓から外を食い入るように見ていたこと。あの大災害から10ヶ月。その爪痕を垣間みることが出来たと思う。

ところで、仙台で夕食を食べることになったので、最近悪名高い食べログで検索したところ、牛タンよりも寿司が良いのではと思い、なかでも評判の良い仙台駅の「北辰鮨」に行ってみた。

こちらは立ち食いのお寿司屋さんで、一貫ずつ握っていただけるので非常にリーズナブル。もちろん新鮮でネタは良いし、しかも仙台ならではの寿司ネタも。特に感銘を受けたのは、生アジ、北海道産のウニ、赤身、穴子、サヨリかな。学生さん2名とたらふく食べて一人2000円しないってすごい。ちなみに、中トロは一貫300円で、一番高いのが大トロでもウニでもなく、赤貝だったのにはびっくりした。一貫600円だったが、なんでも赤貝と言えばというブランドものの最高級品だとか。ちょっと興味深かったが、赤貝にはそれほど思い入れがないので、トライしなかった。

敢えて苦言を言うとすると、ちょっとシャリとネタのマッチングがあまり充分ではないようにも思ったが、まあそういったふんわり握るスタイルもあるんだろうな。そんな些細なことは気にならないほど、あとはほぼパーフェクトなお寿司屋さんだと思う。

このお寿司屋さんは仙台に行くことがあったら行くべきところだ。覚えておこう。お店の雰囲気もよく、大満足だった。あぁ、また行きたい。

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